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アスリートのたんぱく質摂取の考え方・パート5

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はじめに
 前回はたんぱく質の吸収速度の違いを利用した摂取タイミングについてお話をしました。今回は良質のたんぱく質といわれるホエイプロテインを用いた研究を例に挙げ、1回摂取量とタイミングについてお話ししたいと思います。
 まだまだ奥深いたんぱく質の摂取方法、より専門的な高度な摂取管理については栄養のスペシャリストのアドバイスが必要かもしれません。

目次
・タンパク合成を高める食事とは?〜1回摂取量とタイミング①〜
・おわりに
 
◆タンパク合成を高める食事とは?〜1回摂取量とタイミング①〜
 国際スポーツ栄養学会は、2017年の夏に2つの公式声明を発表しました。1つはたんぱく質の摂取方法について、もう1つは栄養素の摂取タイミングについてです。
 摂取タイミングの声明はたんぱく質に限った話題ではありませんでしたが、たんぱく質の摂取タイミングについても言及されています。
 
 図は、たんぱく質の摂取タイミングについて根拠になった研究の一例です。これまでのブログでもお伝えしたように、競技者の筋タンパク合成への刺激は良質のたんぱく質を20〜40g摂取すれば、最大限に発揮できます。この研究では、25gの良質のたんぱく質を適量とし、6時間の間に運動直後を含めた4回のたんぱく質を摂取したグループ、倍の50gを直後と6時間後の2回に摂取したグループ、そして10gという少量を10回に分けて6時間かけて分けて摂取したグループの筋タンパク合成量を比較しています。
 
 結論から言えば、25gの良質のたんぱく質を4回に分けて摂取したグループで最も筋タンパク合成が良かったという結果が出ました。
 同様の研究は他でも見られており、現状、この結果は複数の支持を得られています。例えば、5gを8回に分けて120分摂取しても合成を十分に刺激することができず、40gを単回摂取した場合の方が、120分間の筋タンパク合成は良好であったという研究もあります。
 
◆おわりに
 以上のことから、現状は多量でも少量でもなく、適量を摂取することが重要であることが明確になりました。食べられるならばたくさん食べた方が良いというのは、根性論的な考え方かもしれません。おそらく胃腸の機能をはじめ、身体の消化吸収能力の限界点が存在するのかもしれません。では、摂取タイミングについてはどうすれば良いのでしょうか。
 気になる残りの解説は次回に回したいと思います。それでは次回をお楽しみに。
 

2018年08月16日 09:30

夏の食欲不振の原因🌞

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先輩たちの思いを背負い、新チームが始動!

気合入ってます😄

しかしこの時期、気合の入れ過ぎには少し注意が必要です。

夏休み期間中の部活動は、暑いうえに通常よりも運動量が増えるので体調不良や怪我をしてしまう選手が増加します。

実際にデータを見ると、その大半が1年生!

まだまだ体力もなく、練習にも慣れていない1年生は同じ練習でも上級生に比べて無駄な動きが多くなってしまい、それに伴いエネルギーの消費量と汗のかく量が増え、熱中症を含めた体調不良とケガのリスクが上がってしまいます。

そして体格数値の変動が大きくなるのもこの時期!

案の定、「食欲がでません、どうしたらいいですか」「体重コントロールがうまくいかないです」など、数人の選手が訴え掛けてきました(;^ω^)

毎年夏場のお決まりなヤツですね😊

夏バテなどで食欲が落ちる経験は皆さんもあるかと思います。

では、なぜ夏になると食欲が落ちるのか?

その主な原因としては、

①胃や腸など内臓機能の低下
夏は気温も高く汗の出る量も多くなります。特に外気に接している口や喉は熱を持ちますので冷たい食べ物、飲み物が欲しくなります。暑いからと冷たい食べ物、飲み物を多く摂取することで、冷たいものに弱い内臓機能が低下してしまいます。内臓機能が弱まれば、当然食欲低下に繋がってしまいますよね。

②自律神経の乱れ
夏場は冷房による急な温度差や冷たい食べ物、飲み物の過剰摂取からくる内臓機能の低下により自律神経が乱れやすくなります。人間の脳は暑い環境になると交感神経といって活動的になる神経が優位になりやすと言われています。私たちの食欲を司っているのは、リラックス時に高まる副交感神経です。夏の刺激によって交感神経が優位になっていると副交感神経の働きが弱まり、胃腸の働きが鈍くなることで食欲が減退するのです。

③エネルギーを身体が求めない
私たちの身体には恒常性(こうじょうせい)という機能が備わっていて、常に体温を一定に保つよう調整されています。体温を一定に保つ際にはかなりのエネルギーが消費されます。冬は外気温が低い分、身体の体温を上げるために大量のエネルギーを消費するので多くの食事が必要となります。しかし夏場は外気温が体温に近いため、それほど多くのエネルギーを必要としないのでお腹もへりにくくなるというわけです。
 
大きく分けたら、この3つくらいでしょうか。

食欲が落ちた選手、体重・除脂肪体重のコントロールがスムーズにいってない選手には、まず自分で原因を考えてもらい、そのうえで対策・解消方法をいくつか提案していきます。

稀に夏バテをいいわけにする選手もいますが・・・

このチームにはそんな選手はいなかったですよ^0^

意識レベルを図るには体格数値を見れば一目瞭然。

アスリートは、年間を通して少しずつ徐脂肪体重を増量していくことが課題です💪

となると、夏場は特に工夫と徹底力が試されるということです‼

2018年08月14日 09:30

第5回日本スポーツ栄養学会に参加!

目次
・スポーツ栄養学会って何?
・今回学んできたこと
・次年度以降の案内
 
◇スポーツ栄養学会って何?(再掲載)
 日本スポーツ栄養学会は、広く一般市民を対象として、スポーツ栄養学に関する情報提供、スポーツ栄養学領域における研究の促進と情報交換を行うとともにスポーツ栄養学に関する高い専門性を有した管理栄養士、栄養士及びスポーツに携わる専門家の教育・養成を図ることにより、スポーツ栄養学の進歩・普及や、選手の競技力向上をはかり、もって国民の健康増進、スポーツの発展に寄与することを目的としています(日本スポーツ栄養学会ホームページ 設立目的を引用)。
 
 わかりやすく言い直すと、スポーツ栄養学のエキスパートが集まり、自身の研究や栄養サポートの情報交換をする場で、最先端のスポーツ栄養学を学ぶことができます。
 
◇今回学んできたこと
 さて、スポーツ栄養学会ですが、今回で5回目と記載していますが、学会前には研究会として7回開催しており、かれこれ13年の歴史があります。学会としてはまだまだ未熟ですが、徐々に会員数も増え、学会らしくなってきました。
 
 今回の学会で目立ったテーマとしては、数々のスポーツで栄養サポートが行われているということ、そしてサポートが若年化、女性支援が積極的に行われているということが特徴的でしょうか。
 また、部活動はもちろんですが、地域ごとの支援活動も多くなっているように思います。これは少子化の影響を感じざるを得ません。最近では、チームを組むのが難しく、サッカーでは11人制から7人制、8人制とルールも変わっていることを皆様はご存知でしょうか。
 
 しかし、ルールが変わっても、競技が違ってもスポーツをする子供たちに共通のことがあります。そう「栄養」、食事を摂ることです。「食べることは生きること」と食育セミナーでも必ず伝えていますが、食べることは体調管理の基本であり、どれだけ競技力が上がったとしても、その土台には健康な身体が大切であるということは変わりません。
 
 最後に学会発表内容ですが、多くの最新知見として発表はありました。しかし、信憑性、再現性という面では、まだまだ情報の精査が必要ではないかと思いました。ということで、今回の学会で得られた最新の知見は多くありませんでしたが、「栄養」の大切さは再確認できたように思います。
 
◇次年度以降の案内
 今回は手短にスポーツ栄養学会について書いてきましたが、皆様のお役に立つ情報はあったでしょうか。
 少しでも興味を持たれた方は是非、「日本スポーツ栄養学会」に参加されてはいかがでしょうか。来年度の第6回日本スポーツ栄養学会は「東京大学駒場キャンパス(東京都)で、再来年度の第7回日本スポーツ栄養学会は「場所未定(宮城県仙台市)」で開催が決まりました。例年通りならば、詳細は当該年の春頃に日本スポーツ栄養学会ホームページに掲載されます。
 
 今後とも活動報告とともに様々な栄養情報を掲載してまいりますので、よろしくお願いいたします。

2018年08月10日 09:30

🉐情報👧

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🉐仙腸関節(せんちょうかんせつ)を動かすと、嬉しい特典が満載です!!!
 
🉐情報その1
パワー、スピード、瞬発力up♐♐♐
 
🉐情報その2
スライドが大きくなる‼︎
 
🉐情報その3
お尻の位置が高くなる‼︎
 
Q.そもそも仙腸関節ってなんやねん?!
 
A.骨盤を詳しく見てみましょう☝️
【仙骨(図の♡マーク)】って骨と【腸骨(図の☺︎マーク)】の境い目にある関節の事です。
 
Q.関節って言うけど曲がらへんやん‼︎
 
A.関節って言うと指の関節、ヒジ関節など曲がるイメージがありますよねー。
この【仙腸関節】は曲がりませんけどちゃんと動くんです!!!
骨と骨とのつなぎ目、【仙腸関節】をよろしくね(^_-)
 
Q.なんでその【仙腸関節】を動かすとお得なん??
 
A.カラダの中心にある腰は『要(かなめ)』とよく言われますが、骨盤は上半身を支えてる大切な骨です。その骨盤の中心にある仙骨はさらに要です!神経も沢山集まっており、手足に神経が伸びています。そこが凝り固まっていたら当然身体の動きは鈍くなりますよねー。神経伝達を活発にして身体の動きを良くする為に【仙腸関節】を柔軟に動かしていくのです。
 
Q.どうやったら動かせるねん??
 
A.ずばりヨガの動きが仙腸関節を動かしてくれます。レッスンでは左右に身体を動かしたかと思うと、今度はねじらなかあかん。やっとねじり終わったと思ったら、ひっくり返ったり、足を上げたり。。。普段と違う身体の使い方や意識の向け方で【仙腸関節】が動かされ、自ずと🉐なことがもれなくついてくる☝️という仕組みです!!
 
写真の『英雄のポーズ』で仙腸関節関節を左右に広げています。
他にも前後に広げたり、ねじり、寝たポーズなどで数々の刺激を仙腸関節にアプローチしました💓
2018年08月08日 09:30

熱中症の対処法!!

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連日、災害レベルの気温が日本各地で観測されています。

今年はなんと、猛暑のピークが2回あると言われているんです(;^ω^)

上空で2つの高気圧が重なる“ダブル高気圧”の影響で日本列島がより勢力の強い高気圧に覆われているため、7月の1回目に続き、8月下旬~9月上旬に2回目のピークが来ると予想されています🗾

長い夏になりそうです。。。

皆さんも体調管理と熱中症対策はしっかり行ってくださいね😉

その熱中症対策の商品、今年は飛ぶように売れている模様です!

あるドラックストアでは、去年7月の1ヵ月分と比べて今年は3倍の売れ行きだそうです。

そりゃ~これだけの暑さが続いているので納得です^0^

私も運動時や試合の同行の際には、水とスポーツドリンク、経口補水液に塩飴、保冷剤などを常備しています。

熱中症の予防、対策、対処法はニュースや記事などでも頻繫に取り上げられていますので、皆さんもご理解されているかと思います。

しかしこの中の対処法については、予防と対策に比べて若干ですが、上がってくる記事も少なく感じます。

そうなると、どうしても見落としがちになりますよね😊

ということで、対処法について少し解説いたします!

まず熱中症とは、
暑熱環境で発生する障害の総称で、「熱失神」「熱疲労(熱ひはい)」「熱射病」「熱けいれん」に分けられます。

高温多湿の環境下に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れ、体温や体液の調整機能がうまく働かないことによって引き起こされます。野外だけでなく室内で何もしていないときでも発症することがあります。

≪熱中症の分類と対処法≫
重症度Ⅰ度:めまい・立ちくらみ・気分が悪い・手足のしびれ・四肢・腹筋の痙攣・こむら返り・筋肉痛
<対処法>涼しい場所へ移動・安静・水分補給。
 
重症度Ⅱ度:強い疲労感・頭痛・吐き気・倦怠感・脱力感・大量発汗・下痢 ・集中力や判断力の低下
<対処法>涼しい場所へ移動・身体を冷やす・安静・十分な水分と塩分を補給。水分を自力で摂取できない場合や症状に改善が見られない場合は受診が必要。
 
重症度Ⅲ度:意識障害・けいれん・運動障害
<対処法>涼しい場所へ移動・安静・身体が熱ければ冷やす。ためらうことなく救急車を要請。

あくまで目安ですが、参考にしていただければと思います。

少しおかしいなと思ったら、無理せず早めに医療機関を受診してくださいね!!
2018年08月03日 10:00

アスリートのたんぱく質摂取の考え方・パート4

はじめに
 前回はたんぱく質の種類と吸収速度の違いについてお話しました。
 吸収速度が速い=良質のたんぱく質ではありません。最近は、吸収速度の違いを利用して摂取タイミングを考えることがスポーツ現場でも浸透しています。
 前回は吸収速度が速いたんぱく質は練習後の回復に優れているというところで話が終わりましたので、今日は吸収がゆっくりなたんぱく質を話題にしたいと思います。 

目次
・タンパク合成を高める食事とは?〜吸収速度の違い②〜
・おわりに
 
◆タンパク合成を高める食事とは?〜吸収速度の違い②〜
 まずは前回のおさらいからスタートします。
 吸収がゆっくりなたんぱく質はどのようなたんぱく質があったでしょうか?
 
 代表的なものは植物性たんぱく質の一つである大豆たんぱく質や小麦たんぱく質があります。
 
 植物性の食品は一般的に吸収が悪いというネガティブなイメージを持たれがちです。しかし、前回お話をした通り、吸収がゆっくりな場合、血中の必須アミノ酸濃度を維持することに優れているという側面があります。
 吸収が早いたんぱく質が120分で安静時と同程度になるのに対して、吸収がゆっくりなたんぱく質は240分で安静時と同程度と概ね2倍の血中アミノ酸濃度の持続力があります。
 
 すなわち、血液中に長く筋肉の材料が流れている状態ということです。食事のタンパク合成の持続時間はそう長くはありませんが、タンパク合成速度を高める方法は食事だけでなく、運動や睡眠時に放出される成長ホルモンの影響があります。
 
 運動のタンパク合成への刺激は数時間でピークは過ぎますが、安静時より高い状態は24時間以上続くといわれていたり、成長ホルモンは深い睡眠時にピークを迎えたりすることは知られています。
 重要なことは、こういった合成速度が高まっている時間帯に材料となるアミノ酸が血液中に多い状態を作らなければいけません。合成速度が高まっても材料がなければ筋肉を効率よく回復、作ることはできません。
 
 例えば深い睡眠に入るまで2時間(=120分)かかったとすれば、寝る直前に吸収の早いたんぱく質を摂取しても、成長ホルモンが出る頃には血液中の必須アミノ酸濃度は安静時と同程度になってしまいます。一方で、吸収がゆっくりなたんぱく質であれば、血液中の濃度が維持できているというメリットがあるわけです。
 
 このように吸収が早い=良質ではないということが、最近の研究でも議論されています。また寝る前だけでなく、例えば、運動前に吸収がゆっくりなたんぱく質を摂取しておくことで、血中のアミノ酸濃度が維持できることから、筋タンパクの分解を抑制することも期待できます。
 
◆おわりに
 吸収速度が早ければ早いほど良いは昔話になっています。
 皆さんは、動物性たんぱく質ばかり食べていればいいと勘違いしていませんか。食物はこれだけ食べていれば良いというものは存在しないと思います。
 それぞれの食物の良いところ、悪いところがあり、それらの特徴を十分に理解した上で目的にあった効果を最大限に高める努力をしなければならないのかもしれません。
 
 アスリートの世界はますます高度化しており、紙一重の差が勝敗を分ける時代になっています。
 最後の差をどのように埋めていくのかは、これを読んでいる皆様にかかっているのかもしれません。
 

2018年07月26日 09:30

脱水症には🎐

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連日の猛暑!

今年は異常とも呼べるような猛烈な暑さが続いています🔥

体調を崩されている方も多いのではないでしょうか。

昨日(23日)、埼玉県熊谷市で最高気温41度1分を観測し、歴代の国内最高気温を更新した模様です(;^ω^)

ひぇ~💦

私も高校野球の地方大会に同行していますが、本当に暑さが厳しく熱中症の恐怖を感じます。

ある地域では気温が高くなる午後の時間帯を避け、午前中のみの試合に変更になったり、応援されている方々の安全を考慮し、応援の自粛をうながしていたりと対策がとられています。

それだけ危険レベルに達しているということですね😅

だからこそ選手たちには、試合日の水分補給と栄養補給を徹底するよう口酸っぱく言っています。

特に今年は試合中にOS-1(オーエスワン)が活躍しています!

OS-1は電解質と糖質の配合バランスを考慮した経口補水液。

軽度から中等度の脱水状態の方への水分補給に適しています。

発汗が多い時などに有効というわけです👍

サポート校には水または麦茶、スポーツドリンクとOS-1、それに100%オレンジジュースを用意してもらっています。

特に試合中は展開などによって補給にムラが出てしまい、完璧な水分補給が難しくなります。

例えば攻守の時間が長くなる場合、どうしても軽い脱水症になってしまいます。

そんな時に登場するのがOS-1😉

基本的に1試合で飲む回数と量はある程度決めていますが、本人が脱水症と感じた時は飲む回数を少し増やすように指導しています。

そうでない時は水(麦茶)とスポーツドリンクで充分です。

脱水症の改善には経口補水液、予防目的には水(麦茶)とスポーツドリンク!

状態に合わせて飲み分けることが大切です。

特に夏のスポーツは、「水分補給を制するものは夏を制する」とまで言われるくらい、勝つためには重要な要素です‼

こういう細かなところをしっかり考えて行うことで、グーンと勝つ確率が上がるわけです↗

皆さんもスポーツやお仕事をしている時に脱水症と感じたら、経口補水液を飲むようにしてくださいね。

最近では色んな経口補水液が薬局に並んでいます。

物によって少し配合は変わりますが、まずは好みの味で決めてみてはいかがでしょうか😊

余談ですが、同じ経口補水液を身体に異常がない時と脱水症の時に飲むのとでは飲みやすさが結構変わりますよ。。。

なぜ変わるのかについてはまたの機会に!

*経口補水液は日常の水分補給に使用しないでくださいね。
塩分も多く、飲み過ぎると塩分過多になる可能性があります。
健康上に不安を抱えている方は必ず医師に相談してください。
2018年07月24日 09:30

ステキな笑顔で終われますように🌠

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三年生最後のヨガレッスン!!!

今日は部室の前で写真を撮りました🎶
 
毎回レッスン前に行っているアンケート調査では、怪我人が全体の4.7%と非常に少なく絶好調です👍

怪我の内訳は先月から引き続き、肩甲骨に少し痛みのある選手と自打球による痛みがある2名のみ。

みんなのハツラツとした笑顔がステキ✨

夏大会をステキな笑顔で終われますように😊
2018年07月18日 10:00

一勝!!!

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甲子園をかけた熱い戦いが始まりました⚾

今年はどんなドラマが生まれるでしょうか。

私も早速、サポート校の初戦に同行!

もーワクワクとドキドキです😊

試合前のアップをする選手たちを見ていると、この日までのことが走馬灯のように蘇り、熱いものが込み上げてきました。。。

勝ってくれ!!

そんな思いを胸に。

さー試合開始です🔊

サイレンの音と同時に、こちらも自然と気合が入ります。

序盤は相手チームが流れに乗り、2点リードされる苦しい展開(;^ω^)

しかし中盤に起死回生の同点ホームラン!!!

その後も打線がつながり逆転。

8回に追いつかれはしましたが、最終回に連打でサヨナラ勝ち✌

よっしゃー!

まだ1勝なのに目頭が熱くなりました😂

やはり勝負事は勝つと嬉しいですね^0^

少し冷や冷やしましたが、ホッとひと安心。

2回戦以降も厳しい戦いになると思いますが、強い気持ちで勝ちをもぎ取ってもらいましょう!

それでは本日も他のサポート校に同行して、必死で応援してきま~す🚘

しかし応援も体力いるな~😄

2018年07月14日 08:30

アスリートのたんぱく質摂取の考え方・パート3

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はじめに
 前回まではたんぱく質合成を高めるためのたんぱく質の摂取量についてお話をしました。摂取量を高めることでたんぱく質摂取は十分なのでしょうか。
 以前の基礎栄養学編ではたんぱく質の、質の評価についてお話しましたが、今回はさらに細かな吸収速度の違いについて焦点を当て、吸収速度は早ければ早いほど良いではない、タイミングの栄養学についてお答えします。

目次
・タンパク合成を高める食事とは?〜吸収速度の違い①〜
・おわりに
 
◆タンパク合成を高める食事とは?〜吸収速度の違い①〜
 たんぱく質は大別すると動物性たんぱく質と植物性たんぱく質があり、さらに様々な種類があることはご存知でしょうか。
 例えば、ホエイは牛乳に含まれている代表的なたんぱく質の一種で、その他、同じく牛乳に含まれるカゼインや大豆に含まれるソイなどがあります。
 
 ホエイは、吸収が早いたんぱく質の代表で、カゼインやソイは、吸収がゆっくりなたんぱく質の代表です(図 参照)
 
 Reitelseder Sら(2011)の研究を見ると、ホエイプロテインは、血中の必須アミノ酸濃度が摂取後60分でピークに達し、120分には安静時と同程度に下がっていることがわかります。一方、吸収がゆっくりなカゼインプロテインは、血中必須アミノ酸濃度は摂取後60分で同じようにピークを迎え、240分で安静時と同程度になります。しかし、ピークの高さは歴然としており、必須アミノ酸濃度は吸収が早いホエイプロテインで高値を示します。この研究の続きがありますが、今回は割愛します。結果としてどちらも摂取後のタンパク合成量に差はなく、その違いは血中必須アミノ酸濃度の維持とピークの高さにあります。
 
 一般的に動物性たんぱく質は吸収が早いとされており、ホエイプロテインのような動き方、植物性たんぱく質はカゼインプロテインのような動きをすると考えて良いでしょう。
 
 練習後、筋肉の回復を促したい場合は、血中のアミノ酸濃度をいち早く高める必要があることから、練習直後は吸収が早いたんぱく質摂取が望ましいというのはいうまでもありません。
 
◆おわりに
 今回は、ここまでにしたいと思います。今回は練習直後の回復のために吸収が早いたんぱく質摂取をお勧めしました。では、吸収がゆっくりなたんぱく質摂取は不要なのでしょうか。
 ひと昔前は吸収が早い=回復に良いというイメージが先行しており、吸収がゆっくりなたんぱく質は筋肉をつけるというより、太りにくい、減量向けなどを謳った商品が多くありましたが、最近は少し見直しが進んでいます。
 次回はその見直されている部分について解説をします。
 

2018年07月12日 09:30