夏の食欲不振の原因🌞
先輩たちの思いを背負い、新チームが始動!
気合入ってます😄
しかしこの時期、気合の入れ過ぎには少し注意が必要です。
夏休み期間中の部活動は、暑いうえに通常よりも運動量が増えるので体調不良や怪我をしてしまう選手が増加します。
実際にデータを見ると、その大半が1年生!
まだまだ体力もなく、練習にも慣れていない1年生は同じ練習でも上級生に比べて無駄な動きが多くなってしまい、それに伴いエネルギーの消費量と汗のかく量が増え、熱中症を含めた体調不良とケガのリスクが上がってしまいます。
そして体格数値の変動が大きくなるのもこの時期!
案の定、「食欲がでません、どうしたらいいですか」「体重コントロールがうまくいかないです」など、数人の選手が訴え掛けてきました(;^ω^)
毎年夏場のお決まりなヤツですね😊
夏バテなどで食欲が落ちる経験は皆さんもあるかと思います。
では、なぜ夏になると食欲が落ちるのか?
その主な原因としては、
①胃や腸など内臓機能の低下
夏は気温も高く汗の出る量も多くなります。特に外気に接している口や喉は熱を持ちますので冷たい食べ物、飲み物が欲しくなります。暑いからと冷たい食べ物、飲み物を多く摂取することで、冷たいものに弱い内臓機能が低下してしまいます。内臓機能が弱まれば、当然食欲低下に繋がってしまいますよね。
②自律神経の乱れ
夏場は冷房による急な温度差や冷たい食べ物、飲み物の過剰摂取からくる内臓機能の低下により自律神経が乱れやすくなります。人間の脳は暑い環境になると交感神経といって活動的になる神経が優位になりやすと言われています。私たちの食欲を司っているのは、リラックス時に高まる副交感神経です。夏の刺激によって交感神経が優位になっていると副交感神経の働きが弱まり、胃腸の働きが鈍くなることで食欲が減退するのです。
③エネルギーを身体が求めない
私たちの身体には恒常性(こうじょうせい)という機能が備わっていて、常に体温を一定に保つよう調整されています。体温を一定に保つ際にはかなりのエネルギーが消費されます。冬は外気温が低い分、身体の体温を上げるために大量のエネルギーを消費するので多くの食事が必要となります。しかし夏場は外気温が体温に近いため、それほど多くのエネルギーを必要としないのでお腹もへりにくくなるというわけです。
大きく分けたら、この3つくらいでしょうか。
食欲が落ちた選手、体重・除脂肪体重のコントロールがスムーズにいってない選手には、まず自分で原因を考えてもらい、そのうえで対策・解消方法をいくつか提案していきます。
稀に夏バテをいいわけにする選手もいますが・・・
このチームにはそんな選手はいなかったですよ^0^
意識レベルを図るには体格数値を見れば一目瞭然。
アスリートは、年間を通して少しずつ徐脂肪体重を増量していくことが課題です💪
となると、夏場は特に工夫と徹底力が試されるということです‼