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アスリートのビタミン摂取の考え方・パート5

目次
・はじめに
・夏バテとビタミン?
・おわりに
 
・はじめに
 暑い日が続いていますが、皆様の体調はいかがでしょうか。
 過ごしやすい春や秋とは異なり、温度管理と体調管理が難しいシーズンです。暑い練習環境と冷やしすぎた室内環境を行き来していると、体温調節機能が混乱してしまい、体調を崩してしまうかもしれません。
 
 暑さを和らげる程度のエコな温度環境にして、暑いからとエアコンにあたりすぎることは注意が必要です。さらに暑い日が続いてくると徐々に増えてくるのが夏バテです。今回は夏バテとビタミンについて考えたいと思います。
 
・夏バテとビタミン?
 夏バテの原因は多様なため、一つの原因に定めることは非常に難しいです。
 大まかには、暑熱環境と寒冷環境(エアコンの利きすぎ)の行き来による体調不良、食欲低下に伴う栄養不良、夜間の暑熱環境等による睡眠の質の低下、水分摂取不足などなど、様々な原因が長期にわたり、体を徐々に疲れさせてしまうことと考えられます。
 
 このほか、暑熱環境での運動は発汗量が多く、多量の水溶性ビタミンを失う可能性が大きくなります。水溶性ビタミンは、そもそも体内に蓄積することができないため、損失量が多くなること = 必要量が増えてくる、といえます。特に食欲が落ちてくる時期には、慢性的な不足が続いてしまうかもしれません。
 
 このような状況が続くと、夏バテと感じるかもしれません。
 
水溶性ビタミンの代表格がビタミンB群です。ビタミンB群はエネルギー産生を助ける重要な栄養素であり、不足が続くとエネルギー産生が悪くなることが考えられます。アスリートは慢性的なビタミンB群不足は有酸素性運動、無酸素性運動のいずれもパフォーマンスを下げることが知られています(Vander Beek, 1984)。このようなパフォーマンス低下も夏バテを感じさせる要因の一つかもしれません。
 
・おわりに
 夏バテは慢性的な栄養不足の可能性も視野に入れ、食欲が落ちてきた時こそ、意識的にリカバリーを進めてもらいたいものです。食事が苦痛になっては困りますから、作り手は様々な工夫をして、選手が食べたいと思うもの、食べやすいと感じる形を意識できるとよいでしょう。
2019年08月29日 09:30