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アスリートの糖質摂取の考え方・パート11

目次
・はじめに
・糖質の種類について考える
・おわりに
 
本文
・はじめに
 最近は2回にわたり糖質の量について深めてきました。糖質摂取のポイントは「質」を残すのみとなりました。「質」についても2回にわけますので、糖質摂取について12回のコラムを書いたことになります。かなり、糖質摂取について詳しくなったのではないでしょうか。
 
 それでは、糖質摂取の考え方 パート11スタートです。
 
・糖質の種類について考える
 はじめに、炭水化物の基本的な情報は、「基礎栄養学講座パート3」をご覧いただき、復習して頂ければと思います。その際に炭水化物は糖質と食物繊維に分けられるという話、また、糖質の中でもグルコースがエネルギーの中心的な役割をするという話をしました。
 
 さて、今回はこれまでの話をさらに深めたいと思います。そもそもグルコースとは何でしょうか。例えば、ごはんの中には糖質が豊富に含まれていますが、それはグルコースでしょうか。答えは半分正解というところです。
 ごはんの中に含まれる糖質は正確にはでんぷんという形で、グルコースが長く繋がった物質になります。このでんぷんが消化の過程で切り分けられグルコースの形になります。
 
 では、皆さんは、フルクトースというものを聞いたことはありますか。「果糖」と書くと、何か聞いたことがあると思いませんか。果糖という名前の通り、果物中に豊富に含まれており、グルコースよりも甘味が強い物質になります。このフルクトースもグルコースと同様に最も小さな糖類の一つになります。
 
 そして、今回最後に紹介するのがガラクトースです。ガラクトースは牛乳などの動物の乳汁中に含まれています。牛乳などを飲むとほのかに甘味を感じるかと思いますが、その甘味も糖類が含まれているわけです。
 
 グルコース、フルクトース、ガラクトースが主な単糖類とされ、最も小さく分解された糖類になります。この3種類の糖類がくっつくことで、例えば、でんぷん、砂糖、乳糖などの異なる糖質になっているのです。
 
 さて、ここで重要なことは、さまざまな糖質は消化されていくと、単糖類になるということです。単糖類は、小腸で吸収されますが、それぞれの単糖類には入り口が存在し、この入り口は鍵と鍵穴の関係で決まった入り口からでないと入り込むことができません。そのため、一つの入り口に多くの単糖類がやってくると入り口で渋滞してしまうというわけです。より効率よく、体内に多量の糖類を入れたい場合は、複数の単糖類になるように栄養補給をすることが有効であることが知られています。
 
・おわりに
 非常に細かい部分で、小さな差のように感じるかもしれません。実際、目に見える効果が得られるかどうかは、明らかでない部分もあります。しかし、そのわずかな差の中で勝負をしている選手にとっては、この差が明暗を分けるかもしれません。
 
 特に大切な試合の前や練習前には、細かな部分にこだわった糖質摂取をしても良いかもしれません。グルコースは主食に、フルクトースは果物に、ガラクトースは牛乳・乳製品に多く含まれています・・・感の良い方はお気づきでしょうか。結果的に主食、(主菜)、(副菜)、果物、牛乳・乳製品という食事の基本形が効果的だということです。
 
 
2019年04月11日 09:30