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アスリートにとってお菓子は厳禁!?

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先日、地方の高校野球部の監督さんからサポートの依頼が入り、早速スポーツ栄養セミナーを実施!

セミナー中は、とても良い空気感が流れていました。

選手たちの前向きさ、保護者の方々の熱い想いを強く感じ、こちらも身の引き締まる思いになりました。

チームの目標を達成してもらうために、全力でサポートしていきます!


さて、ここからが本題です。

「お菓子は食べたらダメですか?」

「どんなお菓子なら食べていいですか?」

選手たちからよく受ける質問です。

昨年、大活躍したプロゴルファーの渋野日向子選手が、試合中に駄菓子を食べていることで話題になりましたね😊

本人もお菓子大好きと宣言しています。

ちなみに私もチョコレートが大好きで、よく食べています😁

果たして、

“アスリートはお菓子をすべて厳禁した方がいいのか”

確かにお菓子や糖分たっぷりのジュースなどは、アスリートの身体づくりに好ましいものではありません。

しかし、別の観点から考えてみると、これらは「心の栄養」になるものです。

大好きなお菓子を食べているとき、幸せを感じる方も多いのではないでしょうか。

ストイックなアスリートの食生活の中で、お菓子や甘いジュースをすべて厳禁にすると食べる楽しみがなくなってしまいます。

だからこそ、食べる量や食べ方に注意して摂取することが大切です。

例えば、チョコレートやケーキ、シュークリームやエクレアなどの洋菓子はほとんどが脂質と糖質です。

それに比べ和菓子は低脂質なので、どうしても甘いものが食べたいときはケーキではなく大福などにする工夫も必要でしょう。

あんこは小豆が使われているので、たんぱく質や繊維の摂取も期待できます。

いちご大福ならビタミンもとれるので尚良いですね。

また、塩と油でできたスナック菓子類にも注意です。

これらは少量でもエネルギー量が多いので、満腹を感じる前にかなりのエネルギー量を摂取しがち。

なので、あらかじめ食べる量を決めておくことが重要です。

最後に糖分たっぷりのジュース。

甘いジュースは食べ物に比べ、高エネルギー摂取の実感がともなわないのが怖いところ。

炭酸飲料などは糖分が多く使われているのを容易に想像できると思いますが、例えばスポーツドリンク、意外と糖分が多く使われています。

なので、運動時以外で頻繁に飲んでいるとかなりの糖分摂取になってしまいます。

運動時以外はスポーツドリンクを控えた方が良いでしょう。

甘い飲み物が欲しいときは、できるだけ100%のオレンジジュースや100%のグレープフルーツジュースなどを選ぶと良いですね。

とはいえ、選手たちには頻繁に食べなければ洋菓子でもいいよとは言っています。

加えて、ご褒美として食べてみてはどうかとも言っています。

例えば、満足のいくプレーができた日に少し食べるみたいな感じです😉

やはり食べ過ぎ、飲み過ぎは良くないので、食べる量と食べ方を考えることがポイントになりますね!
2020年11月24日 09:30