体脂肪率にも意識を向けると身体づくりがスムーズにいく!
体脂肪とは、その名の通り、身体の体脂肪を占める割合です。
また、体脂肪率とは、体重に占める体脂肪の比率を%(パーセント)で表したものです。
この体脂肪、よく「身体に悪い」と悪者にされやすいのですが、競技はもとより生活活動にも欠かせないもの。
なので、それを急激に増やしたり、減らしたりすると身体に悪影響を及ぼしてしまいます😣
そのため身体づくりを行う際には、体重と体脂肪率の両方に意識を向けることが大切です。
あくまでも身体づくりの最大のテーマは、除脂肪体重(筋肉量)の増量なので、「体重コントロール+体脂肪率のコントロール」が重要なポイントになるのです。
体重コントロールだけでは不十分ということですね。
しかし、体脂肪率はどんなに性能の良い体組成計を使用しても多少の誤差は生じます。
さらに測定する時間帯が日々まちまちなら、尚更大きな誤差につながってしまいます。
例えば、食事前と後、運動前と後ではかなり数値も変動します。
従って、体脂肪率の測定は体重測定同様に毎日できるだけ同じ時間、同じ条件ではかることが基本になります。
その中で日々の細かな数値変動はあまり気にせず、長期的な変化を確認することが大切!
そうすることで身体の変化もとらえやすくなります。
特に男子選手は体脂肪率が低ければ、低いほど良いと思っています。
というか、「低いのがかっこいい」みたいな風潮がありますので、体脂肪率をひたすら落とすことに集中する選手が多いのです😅
もちろん、体脂肪率の高い選手は少しずつ減らしていく取り組みは必要ですが、逆に極端に低い選手がさらに減らしていくと競技にも身体にも悪影響を及ぼしてしまいます。
その競技に適した理想の体脂肪率、選手個々の適正な体脂肪率というものがありますので、それを頭に入れたうえでベストな取り組みをしてもらいたいですね😊
体重コントロール・体脂肪率のコントロールができるようになれば、理想の身体は手に入りますよ💪
2019年12月11日 09:30