株式会社Feプロ-食育コンサルティング-

ジュニアアスリート専門!正しい知識と習慣で勝てる身体が手に入る

メインビジュアル

ホームブログページ ≫ アスリートは限られた食品だけを食べていればいいのか?! ≫

アスリートは限られた食品だけを食べていればいいのか?!

IMG_20180504_133802_20181017140912_コピー_コピー

スポーツ選手が、鶏のささみだけ、または卵の白身だけを食べて身体をつくるという話を聞いたことはありませんか?

 

先日、サポートを開始したばかりの選手から、「体脂肪をつけずに筋肉をつけるには、毎日、鶏のささみだけを食べてたらいいですか?」という質問がありました!

 

はたして、アスリートは限られた食品だけを食べていればいいのでしょうか。

 

できるだけ体脂肪をつけずに除脂肪体重を増量させるため、追い込んだトレーニングを行いながら限られた食品だけを食べる。

 

確かに短期間であれば、こういったやり方で身体づくりに成功する選手もいます。

 

しかし、この方法ではケガのリスクが高まりますし、免疫力の低下でコンディションも整いづらくなります🤔

 

鶏のささ身や卵の白身は、高たんぱく低脂肪の食材です。たんぱく質は筋肉をつくる上で必要になる栄養素ですが、やはりこれだけだと不十分。

 

たんぱく質の代謝にはビタミンが必要ですし、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルも筋肉をつくるのに欠かせない栄養素です。

 

つまり、限られた食品だけを食べ続けると、他の栄養素が不足してしまい、代謝や吸収が落ちてしまうのです😔

 

従って、これだけを食べておけばいいという食品はないということになります!

 

かと言ってスポーツ選手だからと、特別な食べ物、スペシャルな料理は必要ありません。

 

多くの種類の普通の食品を必要なエネルギー量(食事の量)を摂ることで、それぞれの特徴をより補い合います。

 

食品単体の栄養素よりも、食品と食品が組み合わさった食事をすることが単体では得られない効果につながるわけです😊

 

そのなかで今、自分の身体に必要なものとそうでないものを見極め、食べる食品を選択していけば身体づくりはうまくいくはずです‼

2018年10月22日 09:30