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選抜高等学校野球大会に出場するための選考基準⚾

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夏の全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)の興奮が冷めやらぬなか、秋季高校野球大会が開幕しました!

来年の選抜高等学校野球大会(春の甲子園)の出場資格に大きく関わる重要な大会です。

「えっ、甲子園て春もやってるの?」「夏だけじゃないの?」と思われた方。

春もやってるんです🙂

先日、仕事関係でお会いした方に「甲子園でやってる高校野球は夏だけですか?」と尋ねられました。

仕方のないことですね^_^

試合の模様を伝えるテレビ中継も、春は夏より減少しますし、ニュースや記事の上がってくる数も圧倒的に夏よりも少なくなるので、春の甲子園の存在に気づかない方も多いのではないでしょうか。

そんな春の甲子園大会、出場するための選考基準も夏と違ってちょっと複雑なんです😐

では、その辺りについて少し解説いたします!!

まず夏の甲子園大会、正式名称「全国高等学校野球選手権大会」は各都道府県ごとに分かれて予選を行い、優勝したチームが自動的に出場できるという至ってシンプルな基準です。

北海道と東京だけは参加校数が多いので、北海道は南北、東京は東西に分かれ毎年2校ずつ出場できることになっています。

今年のような記念大会を除いて、45府県から各1校、東京、北海道から2校ずつ、合わせて49校が夏の甲子園大会に出場し、トーナメント戦で優勝を決めます!

ちなみに今年は、大阪桐蔭高校が全国優勝しました🥇

そして春の甲子園大会、正式名称「選抜高等学校野球大会」は選考委員会の選考によって出場校が決まる仕組みになっています。

出場校も夏よりはるかに少ない32校!

“1.一般選考:28校 2.特別選考(21世紀枠):3校 3.明治神宮枠:1校・計32校”
ただし記念大会はこの数に2~4校ほどプラスされます。

1.一般選考では、前年の秋季大会の結果が大きく考慮され、試合内容や地域性なども加味して決定されます。
【一般選考:28校】
北海道  :1校
東北   :2校
関東・東京:6校
東海   :2校
北信越  :2校
近畿   :6校
中国・四国:5校
九州   :4校

2.21世紀枠とは、21世紀になって初めての、2001年春の甲子園大会から特別枠として採用された制度です。
一定の強さ、成績を残し(秋季大会8強、学校数の多い地区は16強)、なおかつ部員不足や専用グランドがなく練習もままならないなど、様々な困難を乗り越えた学校や模範となるような学校が選ばれます。
ほかにも甲子園出場経験がない公立校や出場が遠ざかっている学校も選考基準に入っています。
「清新の気風あふれたチーム」の選考という意義をもって、新たに導入されたものとされています。

3.神宮枠とは、前年の明治神宮大会で優勝した学校が所属する地域に、もう1枠プラスされる制度です。
例えば、2017年の明治神宮大会は、私の母校でもあります高知県の明徳義塾高校が優勝したので四国に1枠プラスされ、高知高校が明治神宮枠として2018年春の甲子園大会に出場しました。

簡単にまとめると、このような内容です。

細かな基準はこれ以外にもありますが、要は秋季大会を勝ち抜いていかないと推薦されないということです。

まずは各都道府県の優勝を目指して、しのぎを削ってもらいましょう😃

2018年09月01日 09:30