🌟基礎栄養学講座パート8🌟
はじめにこれまで様々な栄養素を取り上げ、その働きの概略や必要量について簡単にお話ししてきました。もう一度言います・・・栄養素のお話をしてきました。
栄養素と栄養・・・混同して使っていませんか?実は「素」がつくのとつかないのでは大違い。そんな細かいことまで知ってあなたも栄養学博士になりましょう。
では引き続き、知っているようで知らない基礎栄養学の世界をお楽しみください。
目次
・栄養と栄養素?
・おわりに
◆栄養と栄養素?
人は食事をとることによって、生命を維持し、さらには健康の保持・増進をしています。すなわち食べることによって、人は生かされているということです。
このように生命活動を営むため、体の外から食物を取り入れ、これを利用する過程を「栄養」といい、取り入れる物質を「栄養素」といいます。一般的に「栄養」を摂ると言うことが多いですが、これは間違いで、「栄養素」を摂るというのが正解になります。
すなわち「栄養学」は「栄養素」の働きを知ることではなく、体の中にどのように取り込まれ、変化し、使われていくのかということを学ぶ必要があります。例えば、炭水化物が多い食べ物を知るだけでは不十分で、口にして、吸収して、利用する、ここまで学ぶのが栄養学ということになります。
たくさん食べているのに太ることができない、食べる量を減らしたのに痩せることができない・・・何故??
それは口に入るまでしか考えていないから、身体が思うように変化しないのかもしれません。もっと自分の身体を知り、もっと食べ物を知り、そして何が問題なのか気づくことができればいいですね。
◆おわりに
さて、今回は栄養学の本質という少しディープなお話をしました。
栄養学を深く知るためには色々な小難しい単語が出てきますが、わかりにくいことをわかりやすく解説をモットーに、これからも深い栄養学の世界を紹介できればと思います。
それでは次回もお楽しみに!!
2018年03月29日 09:30