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🌟基礎栄養学講座パート6🌟

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はじめに
 前回は、微量栄養素である「ビタミン」についてお話しました。
 今回は同様に微量栄養で代謝機能や体調管理だけでなく、体の構成成分でもある「ミネラル」の働きや機能についてお話します。
 今後も引き続き、知っているようで知らない基礎栄養学の世界をお楽しみください。

目次
・ミネラルとは?
・おわりに
 
◆ミネラルとは?
その1 ミネラルの働き
 ミネラルもビタミンと同様に多くの種類があり、それぞれに異なる働きがあります。ミネラルの主な働きは体内の様々な代謝機能を助けるだけでなく、例えばカルシウムやマグネシウムのように骨の主成分になったり、鉄のように赤血球の主成分になったりします。
 ミネラルは摂取量(≒必要量)により大別することができ、「多量ミネラル」と「微量ミネラル」の2種類があります。誤ってはいけないのは、摂取量が多いから重要であるではなく、体内で全く合成することができないミネラルは微量でも摂取することが必要になります。
 
その2 ミネラルの消化と吸収
 ミネラルは全般的に吸収が悪いことが知られており、中でも植物性の鉄である「非ヘム鉄」などは5%未満と特に低いことが知られています。このように吸収率が悪いミネラルは食べ合わせや吸収率を高める食品を同時に摂取することが推奨されています。
 一方で多量に摂取することで腸管に負担がかかり下痢症状を引き起こすことがあります。例えば、軟水(日本の水道水など)が中心の日本人が硬水(海外性の一部ミネラルウォーターなど)を飲むと下痢をするというのも、多量のマグネシウムを摂取することに起因していると考えられています。
 
その3 ミネラルの必要量
 ミネラルもビタミンと同様に種々の栄養素別で摂取量が異なります。
 習慣的に欠乏することで、様々な欠乏症状が見られますが、ビタミンとは異なり、一定数の欠乏症が知られています。
 最もよく知られている欠乏症として「鉄欠乏性貧血」があり、成長期の子供やアスリートでは、一般成人に比べて多くの人で症状が見られます。貧血の主な症状として酸素運搬能力の低下があり、倦怠感や有酸素能力の低下が起こります。
 次に多く見られるのが、長期的にカルシウムが不足した場合、「骨粗鬆症(中高年)、くる病(子供)」という骨が脆くなるという症状が見られます。骨は身体の中心であり、単に体を支えるだけでなく、体を動かすという意味でも大切な組織になります。また、アスリートで骨折が起こると長期のリハビリが必要になるため、競技において非常に大きなマイナスになります。
 これら以外にも様々な症状が見られますので、参考に欠乏症と過剰症の別表をご覧ください。
 
◆おわりに
 最後に、ミネラルもビタミンと同様に多くのサプリメント類があります。様々な効能を謳うものがありますが、まずは日々の食事で十分に摂れることが大前提になります。サプリメントはあくまでも「補助食品」であり、食事という土台がなければその効能を期待することはできません。
 
 さて、今回はミネラルの基本的な考え方と一部欠乏症状についてお話ししました。しかし、食事の土台は日常の食事だけでも十分に達成することはできるでしょう。まずは皆さんの日々の食事を振り返って見てください。
 それでは次回もお楽しみに!!
2018年03月08日 09:30