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🌟基礎栄養学講座パート4🌟

はじめに
 前回のコラムでは、エネルギー源の「糖質」についてお話しました。
 今回はもう一つのエネルギー源である「脂質」の働きや機能についてお話したいと思います。
 邪魔者扱いされやすい「脂質」ですが、本当に不要なものなのでしょうか?
 
目次
・脂質とは?
・おわりに

◆脂質とは?
その1 脂質の働き
 脂質の主な働きはエネルギー源となることです。一方で水には溶けないという性質を持つ脂質は細胞の膜を形成して細胞の維持、物質の運搬、さらにはコレステロールとなり様々な生理作用があります。
 脂質は体重の約20%(アスリートはもっと少ない)程度、体脂肪として貯蔵されています。脂質1gあたり約9kcalのエネルギー源となるので、脂質を効率よくエネルギー源として利用することは、糖質の節約の上でとても重要な要素といえます。
 
その2 脂質の消化と吸収
 脂質を豊富に含む食品として、「肉」、「魚」、「油」などが挙げられます。
 脂質は分解されてトリアシルグリセロール(中性脂肪)という形で小腸から吸収され、血中に取り込まれます。また、たんぱく質などとくっつき、コレステロールなどの物質が作られます。コレステロールはホルモンやビタミンDの材料にもなるため、身体づくりのためには不足は避けたい栄養素となります。
 一方で気をつけなければいけないのは、「体脂肪」の増加です。体内で余ったエネルギー源は最終的には中性脂肪となり、「体脂肪」として蓄積されます「たんぱく質」、「糖質」、「脂質」は適量摂取を心がけ、「体脂肪」の過度な増加には注意しましょう。
 
その3 脂質の必要量
 脂質の最低限の必要量は体内で作ることができない必須脂肪酸を維持できる量と考えられています。
 一般的に脂質はエネルギー摂取量の20〜30%といわれています。すなわち、4000kcalであれば800〜1200kcal分を摂取することになり、1gあたり9kcalとすれば、約90〜130gの脂質が適切な摂取範囲となります。しかし、エネルギー摂取量が多いアスリートでは、現実的な食事を作ることも踏まえて30%を超えることもあります。
 
◆おわりに
 一般的な健康面では邪魔者になる「脂質」ですが、エネルギー源や様々な生理作用をもつ「脂質」は削れば良いというわけではありません。
 また、極度に脂質を取り除いた食事は美味しさという面では物足りないのではないでしょうか。「脂質」と上手な付き合い方をして、食事の楽しみと競技を両立させていけると良いですね。
 
 メタボリックシンドロームなどの健康面については全く触れていませんが、それはまた別の機会にお話しできればと思います。それでは次回もお楽しみ
2018年01月18日 09:30